AmlethMachina's Headoverheels
ゴシック・ノワールを標榜するAmlethMachinaによる音楽を中心にした備忘録。
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憲法の下に日本軍を武装解除せよ
以前のエントリで「国際貢献するならISAFの復興支援活動を丸腰で行え」と口走ったのだが、自分の認識は甘すぎだった。ここ1週間オフラインの報道から伺い知れる内容だけでも、その意見を撤回せざるをえなくなってしまった。もはや派兵や集団的自衛権が違憲かどうかなど瑣末なことだ。

そもそも、日本軍を海外へ一歩も出してはいけないのだ。

まるで日本軍はシビリアンコントロールされていない。インド洋への出航を前内閣が知らなかったとか給油関係の情報が報告されない(実際に記録が残っているかは問題ではない)、守屋氏の癒着の問題、ひげの隊長の駆け付け援護発言、日本軍による国民監視。結局のところ日本軍は国会はおろか内閣までないがしろにして行動する危険性を孕んだ集団だと言わざるをえない。(*1)

そんな集団がアフガニスタンに派兵されて民間人虐殺を行っても、「間違って記録は破棄しちゃいました、てへっ」なんて国内向けに声明を出しうやむやにしておしまいだろう。日本軍によるアフガン虐殺がありえないことを保障する制度もシステムも今の日本には存在していない。(*2)

そして、このことは日本軍が国家の意思を無視して国民に武器を向けるということでもある。単に海外に出したらいけないというレベルの問題ではないのだ。国民が日本軍に蹂躙される状況が目の前にあるということなのだ。そもそも日本軍は既に国家とは別の意思で行動する集団なのだ。何も国民に明らかにしない、報告しない。どのような論理で行動するのかまるでわからないカルト集団のようなものなのだ。

また、特定アジアと揶揄される国々が日本を脅威と見做すことは十分に合理だと言えるのだ。日本国民は自分たちが平和憲法を持っていると考えており、侵略する意図はないと考えているかもしれない。しかし、憲法に従うつもりのない、おまけに内閣や国会の承認さえ無視するカルトな軍隊が存在するということは、先の大戦のトラウマなのではなく今ここにある現実の脅威なのだ。例え、日本がいかに平和外交しますと言ったところで、近隣諸国にとって侵略は絶対ありえないという担保にならないのだ。外交してる脇からミサイルが飛んで来ないことを一切保障していないのだ。この点だけでも「日本を仮想敵国として他国が武装すること」を非難する根拠は全くない。

以上より、給油新法(*3)などという馬鹿げた議論をする前に、シビリアン・コントロールを保障する制度を再構築することが緊急の課題であると結論する。
国民は日本軍を武装解除させ、シビリアン・コントロールを取り戻す必要があるのだ。


(*1)もし「民主党ならシビリアン・コントロールができるから」と考えての「民主党が政権をとったらISAFへの参加する」という小沢発言なら、ちょっと小沢氏を見直してしまうぞい。

(*2)でもって後世において、命令文書はなかったから「アフガン虐殺はなかった」と言い出す歴史修正主義者が出てくるのだろう。

(*3)実は紛争地帯に日本軍を送り出したら、何をするかわからない。そのことを自民党は十二分に理解している。だから外交上の担保として給油新法を成立させようとしている。だとしたら、それはそれで一つの見識ではあると評価できるが支持するための正当な根拠はそもそもない。
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