AmlethMachina's Headoverheels
ゴシック・ノワールを標榜するAmlethMachinaによる音楽を中心にした備忘録。
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「これは贅沢だから我慢しなさい」と上から指図されるのはむかつくのだ!
最近、TVのニュースを見ていても香川県坂出市の事件のことばかりで国会って何をやっているのだろうと思っていたら、流石日本の国会クオリティ。「生活保護基準の引き下げ」やら「労働契約法」がシレっと衆議院を通過しておって吃驚!

前者については生活保護基準が労働基準法の最低賃金に影響しとるから「ワーキングプアの労働意欲を削がないよう」にという政府の論理は逆に賃金の下降スパイラルに繋がる本末転倒な話だと、既にあちらでもこちらでも指摘されておる。後者については労働契約が労働基準法より優先されるという、要は労働条件に対する規制を実質取り払う法案であって圧倒的に個人が企業に対し不利な状況が生み出されることは想像に難くない。おまけに外資による国内労働力の収奪が目的ではないかという穿った見方もあり、国家的な将来の見通しがあった上で、こんな法案が提出されているとはとてもじゃないけど思えない。

おまけに、こんなのがセットで提出されているもんだから、労働条件の改悪が正当化されるわ、個人が企業から守られる法的根拠がなくなるわ・・・で、正社員であろうと派遣労働者であろうと単なる労働力として収奪されるだけの存在に成り下がることは間違いない。ホワイトカラーイグゼンプションどころの騒ぎじゃないっす!

やはり、生活保護基準とか最低賃金は支払う側の論理で決定するものじゃないのだ。そもそも、憲法の保障する最低レベルの健康的で文化的な生活を営むために必要なコストから決定するべきなのだ。国民の生存権を保障することを放棄しているという点では「生活保護基準の引き下げ」も「労働契約法」も違憲なんじゃないか・・・とさえ考えている。明らかに国民生活とは違う他の論理が支配しているぞ!

最近、政治系、時事系エントリを書く一方で音楽系やらの文化系エントリを立てることへのやましさみたいなものを感じて、エントリのネタの選定について色々思い悩むところがあったのだ。ワーキングプア問題について言及する一方で音楽やら美術なんかを論じるのってどちらにもリアリティがないんじゃないかとか、文化的なテーマってそもそも贅沢に類するものじゃないかとかいうヘンな自己規制みたいなものが働いていたのだ。

しかし、よ~っく考えてみたら人間は食べるだけで生きることができるわけではないし、文化的なものを享受する権利は誰にでもある。それを勝手に文化的生活の最低水準を仕切られて、「これは贅沢だから我慢しなさい」と一方的に上から指図される構図はむかつくのだ!
っつーわけで今後も好き勝手にエントリを書き散らします。

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コメント
この記事へのコメント
政治を扱った曲や政治的発言をするミュージシャンを取り上げるとか?
2007/12/04(火) 02:25:42 | URL | 村野瀬玲奈 #6fyJxoAE[ 編集]
コメントありがとうございます。
>村野瀬様

自分の中で切実なもの、リアリティのあるものをとりあげる。そこさえブレなければ、まずはいいかと現在では思っております。

備忘ももちろんですが、そもそも自分がどう思っているかを発信するつもりで始めたブログです。他人様にどう見えるかばかり気にして自己規制したりするのはおかしいですから。


2007/12/05(水) 01:47:06 | URL | AmlethMachina #mf3ZUcZY[ 編集]
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7ヶ月半ぶりに、『「誰もが運命のいたずらで仕事や住居を失って明日ホームレスになるかもしれないという思いのもとに」(5) (貧困と闘う、フランスのある社会運動)』の続きです。 2007年12月3日、フランスの社会
2007/12/04(火) 02:24:53) | 村野瀬玲奈の秘書課広報室
生活保護費支給額の引き下げが検討されているようです。しかし、これは、はたして国益にかなうものなのでしょうか? そもそも、民主主義国家における「国益」とは「国民の利益」であって、政府や官庁の利益ではありません。
2007/12/06(木) 01:25:09) | 鳥居正宏のときどきLOGOS
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