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AmlethMachina's Headoverheels
ゴシック・ノワールを標榜するAmlethMachinaによる音楽を中心にした備忘録。
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アニメ版「キャプテンフューチャー」は本当に駄作だったのか?
殿ご乱心とゆーノリで製作されてしまったNHKアニメ「キャプテンフューチャー」といえばあの宮崎駿の傑作「未来少年コナン」の後番なだけに駄作という評価が定説であると思う。というよりもその存在すらキッパリ忘れ去られているっつーのが現実であろう。

しかし、そこまで無視されるにはあまりに惜しい。

確かに原作の設定のままでは、あまりに夢もチボーもない太陽系の姿に晒されてしまったすれっからしの70年代後半の視聴者にはキツかったであろう。元の太陽系の設定を中途半端に銀河系まで拡げてしまってシリーズ後半の設定が破綻して死を招いてしまったとか、何を勘違いしてやってしまったのか意味不明のディスカバリーもどきのコメット号と・・・、アナクロな原作をバカ正直に正面突破しようとして玉砕したような弛緩しきった脚本とか・・・、やっぱり、ジョオン・ランドールはもっとバタ臭いヤンキーギャルなキャラ設定にすべきだろうとか・・・いやいやキャラ設定は水野良太郎のイラストのままでもよかったんじゃないかとかツッコみどころは山ほどある。

しかしリアルタイムのファンは心にモザイクかけつつも熱く燃え滾って見ておったのだ。

そもそも原作がありがたがって読むような大層な作品かあ?
きっぱり知性の入り込む余地などブーバス・ウームからふんだくった火星の秘宝にパワー・オブ・テンした極小宇宙においてさえ存在しないのだ。あーゆーのはボンクラが熱く読めばいい世界であって、ぐっとくる掴みさえあればオールOK、イージーゴーイング・マイウェイ、ゴーゴー・イングウェイなのだ!

ではリアルタイムに見ていた一ファンが一体何にぐっときたのか?
オープニング、エンディング主題歌、BGM、そして挿入歌にぐっときたのだ!
「キャプテンフューチャー オリジナルサウンドトラック 完全盤」を入手した今なら断言できる。

このアルバム、Disc1はカスである。いや、違った。Disc2が優れものでオープニングの3バージョンが収録されており、あのBGM,このBGMと覚えているBGMが覚えているフォーマットで聴くことができ、おまけにラストが「ポプラ通りの家(TVサイズ)」というボンクラのツボ突きまくりの完璧、鉄壁な構成。
惜しむらくは「謎の宇宙船強奪団」でグラッグがガナっていた「おいらは淋しいスペースマン」が収録されてなかった点である。

音楽的には電子音ピロピロな70年代ディスコ風味。MECOのスターウォーズ並に思いっきし風化しとります。時の流れは無常。「はてしなき流れの果てに」「百億の昼と千億の夜」でございます。

しかし、いいんだよこれが!

アニメ版キャプテン・フューチャーに燃えてしまったという記憶をトータルリコール社でなかったことにしたい諸兄も、これ聴いて熱く燃え上がってほしい!


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